100年耐久コンクリート オズモ
私たちはコンクリートの耐久性向上に貢献します。
 高度成長期に大量に作られたコンクリート構造物の維持管理が重要課題となっています。新設、既設にかかわらず構造物の耐用年数をより長くする様々な工法が採用されています。その中でけい酸塩系表面含浸材は施工性の高さ、経済性から急激に施工例が増加しています。
 平成24年7月にけい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)コンクリートライブラリー137が土木学会より刊行されました。
 指針(案)は主成分によりけい酸リチウム系、けい酸塩混合型、けい酸ナトリウム系、けい酸カリウム系に分類されました。また改質機構により固化型と反応型に分類されました。
 弊社ではけい酸塩混合型・反応型のOsmo(新設・既設総合型)、けい酸ナトリウム系・反応型のOsmo-xp(新設・断面修復後特化型)、けい酸リチウム系・固化型のOsmo-kk(既設特化型・中性化が進行している構造物用)の3タイプのけい酸塩系表面含浸材を取り揃えています。
 また指針(案)では「完了検査」の実施の責任が発注者にあることが明記され、直接試験による性能確認が義務付けされました。そして現場において実施する透水量試験を最も信頼性の高い方法として推奨しています。
 弊社は本指針(案)の発表前から現場透水量試験の重要性に着目し、開発に取り組んできました。電源設備、コンプレッサー等の特殊な機材は一切不要です。簡単に正確に計測できるものを開発し、平成23年11月に実用新案の登録をいたしました。Osmoの現場透水量試験器には水平部用、壁面用、天井面用があります。
 また、弊社では微細クラック(0.2mm未満)がコンクリートの劣化に大きく影響すことから、その対策品として微細クラック閉塞剤、Osmoクラック閉塞用コンシーラーセットを製品化いたしました。
Osmoシリーズをコンクリートの耐久性向上にお役立て下さい。