EE東北’25 出展のお知らせ
この度吉田測量設計は、令和7年6月4日(水)から5日(木)にかけて開催される「EE東北'25」に出展する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。

EE東北は、建設事業に関わる新技術・新材料・新工法を公開し、情報交換や技術開発の促進、地域社会の発展に寄与することを目的とした展示会です。

「EE」とはEngineering Exhibition(エンジニアリング エキシビション)の略称で、新技術を広く公開するという意味が込められています。

弊社ブースでは、主に以下の3つのテーマで、最新の取り組みと技術をご紹介します。


非接触型流量観測システムの取り組み
弊社は、約50年にわたり従来法による流量観測を実施してまいりました。

しかし、近年の洪水被害激甚化に伴い、従来法では観測が困難となるケースや、観測員の安全確保が課題となる事案が増えています。
このような状況を踏まえ、弊社では現地の状況に合わせた非接触型流量観測システムの導入を進めております。
現在は、長年培ってきた従来法による観測データとの整合性を図りながら、より安全で高精度な流量観測の実現を目指しています。

ブースでは、これらの取り組みについて詳しくご説明します。

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田んぼダムによる流域治水
流域治水とは、気候変動による水災害に対し、従来の河川対策だけでなく、雨が降る地域全体であらゆる関係者が協力し、総合的に洪水被害の軽減を目指す考え方です。
その具体的な取り組みの一つが「田んぼダム」です。
これは水田の排水口に堰板などを設置し、大雨時に雨水を一時的に貯留することで、河川への急激な水の流入を抑え、洪水のピークを緩和する仕組みです。

弊社はこの田んぼダムを調査・評価し 、岩手県での事業展開を目指します。
ブースでは、田んぼダムの仕組みをはじめ、最近の事例などをお話しします。


3D都市モデル(PLATEAU)の活用事例ご紹介
近年、国土交通省が進める3D都市モデル「PLATEAU(プラトー)」は、災害時の避難経路検討、各種シミュレーション(浸水、火災延焼、避難誘導)、インフラ点検、さらには都市を舞台にしたゲーム開発やVR/ARコンテンツ作成など、多岐にわたる分野での活用が期待されています。
弊社でも、若手社員を中心にこの3D都市モデルの可能性を追求し、様々な活用に取り組んでおります。
ブースでは具体的な活用事例や今後の展望についてご紹介します。

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また、学生の皆様を対象とした「学生&企業交流ひろば」にも参加し、業界の魅力や弊社の取り組みについてご紹介いたします。

ご多忙中とは存じますが、ぜひこの機会に弊社ブースへお立ち寄りください。

新技術展示ブース: 本館展⽰棟 B-058

学生&企業交流ひろば: 本館コンコース内特設コーナー B-08

皆様とお会いできることを、私たち一同心よりお待ちしております。


▼ 「あいことば」
当日ブースにて、以下の「あいことば」をスタッフにお伝えいただくと、ささやかな粗品をプレゼントいたします!

あいことばは【流域治水(りゅういきちすい)】です。


┃開催概要

EE東北'25
公式ウェブサイト: https://ee-tohoku.jp/ee25/index.html

会期:
令和7年6月4日(水)10:00~16:30
令和7年6月5日(木) 9:30~16:00

会場:
夢メッセみやぎ(宮城県仙台市宮城野区港3-1-7)
本館展示棟、屋外展示場、西館展示場、本館会議棟
アクセス: https://ee-tohoku.jp/ee25/access.html

入場料:
無料
※入場には事前登録が必要です。こちらから、事前登録をお願いします。